私のつらい気持ちを救ってくれた娘のメール
夫は今から8年前に突然の病気であの世へ旅立ちました。
たった2週間の入院で、余命3ヶ月を告げられたのです。
まだ52歳の若さでした。
その夫の命日と、
私の誕生日がくしくも重なってしまいました。
それ以来、私は自分の誕生日を単純には喜べず、
いつも複雑な気持ちになってしまいます。
先日もその日を迎えたのですが、
遠く離れて住んでいる娘からメールが届きました。
それには「お父さんの供養もでき、お母さんは54歳の誕生日を迎え、
おめでとう。もうすぐ孫も生まれるから、元気出してね」とありました。
そのメールの言葉に、私は何だか吹っ切れた気持ちがし、
娘や孫のためにも明るく生きていこうと思えるようになりました。